「日本代表」タグアーカイブ

外圧でしか変わらないのよね

今年行われるバレーボールのワールドカップ

ようやくといいますか、文春さんの記事が本当ならジャニーズが出ないようです

「性加害問題に参加国が“NO”」ジャニーズ Aぇ! GroupがバレーW杯から排除された!

まぁ色々な意見はあると思います

ジャニーズがいるから、関係ない興味ない人が会場に来てくれる、テレビを見てくれるとか

でも、私から見たらずっとずっと邪魔としか思いませんでした

競技そのものに魅力が無ければ、そんなことでずっとずっと誤魔化しても仕方ないと

競技と関係ない事で人目を引こうとする、それもいつまでも馬鹿の一つ覚えのように

やっとそういうものと決別してくれるのは歓迎ですが、それも「外圧」でしか変わらなかった

日本らしい物の決まり方ですね

日本代表女子始動!

パリ五輪に向けて、日本女子代表が始動しました
メンバーは39名という大所帯、とりわけ私が注目したのはセッターが7名という所でした
監督は元男子代表の正セッターで、アドバイザーには銅メダルを獲得した時のセッターの竹下氏が就任
この2名が7名の中からどういう人選をするのかが非常に興味があります

パリ五輪は3年後ですが、予選は来年に迫っております
サイドやミドルは複数人が試合に出れますが、セッターは1名のみ
フル代表で大試合に出場経験があるのは宮下、籾井の2名のみ
経験が少ない選手が多いですが、すぐにでも結果が求められるため、悠長に7人全員を試すということは多分ないと思っております

そして7名の候補ですが、すでに監督にとって意中の選手はおおよそ決まっているのではないかと
セッターによってどういうスタイルのチームになるのかはおおよそが見当がついてくると思われます
崖っぷちな中での女子代表のセッター選び
予選までの期間の短さから、失敗は許されません
そんな中、命運を握るセッター選びがとても楽しみではあります(袋井出身の山崎さんに期待です!)

東京五輪の総括がこんなもの?

5年間で黒後愛、石川真佑、籾井あき、山田二千華ら若手の成長があったことは収穫で、逆にセッターや主要メンバーがなかなか確定せず、コーチも交代が多く、安定しなかったことは残念な点であったという。2021年の評価としては、VNL(ネーションズリーグ)でベスト4に入ったことはよかったが、ファイナルラウンド進出を想定していなかったため、帰国が1週間程度遅くなり、帰国後にPCR検査、ワクチン接種等を経て体調を整え、心の準備なども含め五輪に向けて集中できる時間が少なくなってしまったことも力を出し切れなかった要因であったという。

ヤフーに載っていたバレーボールマガジンさんの記事からの引用です

いろいろ突っ込みどころ満載の総括ですが、この嶋岡会長さんの総括に触れているのは私が調べた限りでは
バレマさんのこの記事のみ
報道がされないなら、協会がHPなりで発表すべきかと思いますが、それをしている形跡もありません

まず・・・トップがこんな総括で許されると感じていること自体がもうオワコンの組織だというのが率直な感想です
黒後、石川、籾井、山田とありますが、石川選手については2019の11月のWCからフル代表での起用が始まり
籾井選手は今シーズン、山田選手については五輪代表に選ばれたというだけ
もちろん黒後選手のように、ずっと使い続けてそれなりに成長させたと言える選手もいますが
あまりにも結果がでなかったことへの真摯な振り返りができていないと感じてしまいます

ただ、厳しい事を書きましたが、別の懸念があるのも事実で、協会は敗因というか強化への方法がまったく
掴めていないのではないか?とすら思えてしまいます
そんな組織が、また監督を選考したところで、組織的に代表の強化ができるのかを考えると
絶望的な(といってもここ数年はずっとですが)思いを抱いてしまいます

さて新監督ですが、前任者の真鍋さんになりました
ただ、監督一人が頑張ってなんとかできるほど世界との差が小さいとは到底思えません
女子バレーの代表はしばらく苦難が続くのではないでしょうか

東京五輪 女子 日本対韓国

ご覧になった方も多いのではないでしょうか
怪我から復帰した古賀選手の奮闘虚しく、2-3で手痛い敗戦を喫しました

私なりに勝負を分けた点を二つ上げたいと思います
一つは3セット目の22-22の場面
キムヨンギョン選手にフェイントを決められたのですが、何度も何度も
籾井選手の前にフェイントを落とされた中でのことでした

フェイントに対応する時によくあることなのですが、ケアをしているつもりでも
いざ落とされると間に合わないということがあります
そのため、ああいった場面では落とされる前にポジショニングを大袈裟ともいえる
くらいにとっておかなければなりませんし、経験のある選手なら多分そうしていたと思います
なのであの場面、経験の少ない籾井選手にベンチから指示がだせなかったのかは疑問が残ります
結局アナリストなどがいくら分析しようが、肝心な場面でそれが活かせなければ意味がありません
あの1点を失ったことで、セットを失ってしまいフルセットに持ち込まれることになってしまいます

そして、もう一点は誰もが感じた最後の場面、石川選手へのトスの選択です
石川選手はよくやっていますので、彼女を責める気は毛頭ありません
あの場面、解説をした真鍋前監督ですら石川、石川と連呼しておりましたが
しかしベンチが良しとする戦略と、勝つための最善を尽くす戦略は時として異なる事があります
あの場面、ここまで戦ってきたことを踏まえると石川選手なのかもしれませんが
それは「情」なんです

今までの日本の戦い方から、韓国はもう石川選手しかないと2枚しっかりと準備しておりました
ブロックが動かせないと石川選手の良さであるスイングの早さを活かした攻撃の威力は半減します
果たしてそんな中で、彼女に打たせ続け結果として敗因を背負わすような戦略が良かったのでしょうか
まだまだ思うことはあるのですが、とにかく次のドミニカ戦は同じ失敗を繰り返さないで欲しいと思います

オリンピック代表決定

少し前になりますが、男女とも五輪代表選手が発表されました
男子については、福澤選手が代表に残るかどうかというのが、私自身の一番興味がある部分でしたが
結果としては選考から漏れてしまいました

たしかに、若手選手の台頭などの事情もありますし、能力が若干落ちてきているというのは
否めなかったようにも思えましたが、メダル争いに本気でチャレンジするなら
彼は一番必要な駒であると思っていたので、東京五輪では次の五輪への布石へと舵を切った
と見なしても良いかと思います

誤算があったのは、西田選手の怪我であると思うのですが、調子が全く上がらないエースの
復活抜きで勝負できるほど世界は甘くない、ということを監督もブランコーチも感じていると思うので
この選考は仕方ないかなという気がしています

一方女子については、長岡選手が代表入りするかどうかを誰もが気にしていたことかと思います
結果としては選ばれませんでしたが、これは致し方ないと誰もが思っているかと
情報が即時に知られてしまう現代では、直前の試合に出ていない選手がアスリート全ての夢とも
言える五輪という舞台に立つてしまう・・・ということは不可能に近いです
中田監督もなんとか彼女をその舞台に立たせたかったのでしょうけど

代表発表時の監督記者会見も色々物議を醸したかもしれません
男子の中垣内監督ははっきり言って、外部向けのコメントが苦手
聴き取った相手が何を感じるかという感受性が皆無なので、しゃべらない方がいいと毎回思います
彼自身の感じていることを表現しても、それが聴く方には全く違う意味に聞こえてしまうことが多く(推測ですが)
正直ガッカリすることが多く、最近は見たり聞きたいと全く思わなくなりました
選手の時は本当に凄い選手だったのですけどね

聴いた方がどう感じるのか?という意味で今回は中田監督の会見に対して疑問を抱いた方も多かったのではないでしょうか
指導者あるあるでイマイチぱっとしない選手に対して、「お前のチームなんだ」「エースはお前なんだ」
ということはよくあることです

しかし、彼女が率いているのは代表チームです
発言を聴いて目にするのは、選手、関係者だけではありません
常日頃、選手達と沢山コミュニケーションは取れているとおっしゃられるのであるなら
わざわざ外部に向けてまで言う必要があるのか
どうも、発想が「我慢が美徳」の昭和のままだと感じてしまうのは私だけなんでしょうか