異例だった平成29年(静岡県高校女子)

静岡の女子高校バレーにおいて平成29年はいままでにない事が起こった1年になりました
何が異例だったかというと
新人戦(1月)優勝 西遠 準優勝 三島南
総体(6月)優勝 駿河総合 準優勝 沼津商業
春高(11月)優勝 富士見 準優勝 島田商業

御存じの通り、決勝進出チームが全て異なるという結果
この3大大会、決勝進出チームが全て同じということは今まで何度もあったと思いますが
こういう結果になったことは、多分ないのではないでしょうか(調べてないので断言はできませんが)

ただ春高バレーの時期が2年生の冬から3年生の秋に移った時から新人戦の結果と最後の春高の勝者チームが
違うものになるということは、必然であるという気がします
というのも、以前は優勝チーム以外は6月の頭に新チームになり、最初の県大会は11月中旬
新チーム結成から5カ月以上経過しての県大会が幕開けで、その後半年少しで最後の大会を迎えておりました
最後の大会である総体は1年生加入から2カ月と、よほどの素材ではない限り同じメンバーで5カ月間戦うことになります

しかし、今は11月中旬には優勝チーム以外が新チームになり(総体で引退するチームも多いですが)
そこから2カ月後にはすぐに新人戦を迎えてしまいます
そしてそこから9カ月以上経過して最後の大会を迎えます
その間には新入生が加入し、春高の頃にはすでにチームの主力になる子も多くいると思われますし
逆に春高前に引退する3年生もいたりと、チームの中での選手の入れ替わりも多くなります
静岡県で言えば富士見高校が春高に限ると5連覇なのですが、毎年春高メンバーを見ると、全学年から入っているのが目につきます
1~2年時代はまったく公式戦に出ていない子でも、3年になって活躍している子もいれば
1年生の時から主力として活躍している子もいて、とてもチームのマネージメントが上手だなぁと
こういう視点で高校バレーを見ると、違った面も見えてきますので、保護者の方々も参考にしていただければと

さて、静岡の話題でしたが、それとまったく正反対なのが東京
東京といえば成徳がいて八王子実践、文京、共栄という4強が幅を利かせております
3大大会に限るとこの4チーム以外が入ったのは平成26年のインターハイまで遡らないといけません
東京でももちろん静岡と同じように大会のスケジュールは変わっておりますが
この4校は中学校からほぼ同じメンバーで戦っているため(成徳は北沢中学校)
代が変わったからといって大幅な戦力の変更は起こらない
毎年有望な選手がコンスタントに入ってくる状況だからこその話なのですが

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