全日本男子代表候補

月刊バレーボールに載っているメンバーを見ました
詳しくは雑誌なり協会のHPにてご確認いただければと思うのですが
メンバーを見ての第一印象は、小さいなぁと
特にサイド登録で選ばれている選手が10名中6名が80センチ台(一人は70センチ台)
協会批判でも何でもないのですが、レシーブができてハイセットを打てるという選手を集めると
このぐらいの高さに落ち着いてしまうというのが、現在の男子バレー界、日本代表の現実なんでしょうね

現在の代表の大目標は東京オリンピックであり、今回の選考も東京でいい成績を残すための選考であると考えるなら
オリンピックはこの高さで戦わなければならないということであります
昨年の世界選手権でサーブレシーブの経験がないMBの選手を付け焼刃で起用するなど、現場ではサイドプレーヤー
の高さを喫緊の課題としていることは認識できるのですが、その課題は改善されることなく五輪に向かうという事なんでしょうね

レシーブができ、動ける大きいサイドの選手を作るのはやはりジュニア世代から取り組まなければならない事なのではないでしょうか
そう考えると、リベロ制度というのは日本にとってはあまりいい制度ではなかった気がします
小さい子達でも試合に出れるという希望を与えるルールなのですが、各チームに1~2人しかいない大型選手からレシーブの機会を
取り上げてしまうことになっています
バレー人口が激的に増えるという事は今後ないとは言えませんが、数少ない大型選手をどのように育成していくのかということについては協会がしっかり考えてサポートしていかないと監督の首をすげかえるだけではいつまでたっても状況は改善しないと思われます

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