金足農業の快進撃!


甲子園は金足農業の快進撃に湧いております
私自身は、そろそろ高校野球(甲子園)だけ特別扱いするのはいかがなものかという気持ちもありますが
それはそれ、これはこれで連日の強豪校相手の逆転劇には熱くこみ上げてくるもがあったりします

金足農業が前回ベスト8に進んだ時に、3回戦で対戦したのが静岡代表の韮山高校
当時のチーム関係者の話として、韮山高校は練習量がそれほど多くないチームと聞き、同じ県立学校として
練習していないチームに負けるはずがないということをおっしゃっていたのを思い出しました
そのくらい鍛えられていたチームですから、20年経った今のチームも相当鍛えられたチームであることは
試合を見てもよくわかりますよね

さて、その金足農業、スタメンの9人だけでずっと戦っております
そのことに対して、ネット上では「教育の場なのにいかがなものか」という批判をする人が湧いているようです
ここを見に来ていらっしゃる方の部活動に対しての思いはわかりませんが、甲子園だろうが地方大会だろうが
負ければ引退の勝負がかかった場面で、教育的配慮のみで力の足りない選手起用をすることの異常さ、特殊さは
理解していただけると思っております

逆に緊迫した場面で、力の足りない選手を起用し、その選手のミスが原因でチームが負けてしまった場合
誰が一番傷を負うのか、少しでも想像力を働かせればわかると思うのですが
部活動は確かに教育の場ではあります、しかし試合に出ることだけが教育ではありませんし、学ぶことは
たくさんあると思っております
控えになった選手にも出ている選手と同じように役割があり、それを受け入れるのも立派な教育活動であると思います

とまぁ色々書いてみましたが、叩き上げの雑草軍団がエリート軍団を蹴散らしてきたというストーリー
今日の金足農業が登場する準決勝1試合目の始球式は、PL学園で金足農業と準決勝を戦い逆転弾を放った桑田真澄投手というのも
まるで筋書きがあったかのようなストーリーでありますが、個人的にはもう少しこのストーリーの続きを見たいと思っております

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