世界バレー女子日本対アメリカ(5位決定戦)

日本1(23-25 16-25 25-23 23-25)3アメリカ

メダルがなくなった日本、この試合をどういう位置付で戦うのか興味はそれ一点でしたが
スタメンは黒後、古賀、荒木、奥村、新鍋、田代
今後を見据えての戦いというよりは現状で勝ちを狙う戦術だったように思えます
1セット目途中から黒後→石井という交替も既定路線

両チームともメダルがなくなったため、言ってみれば惰性での戦い
特にアメリカにとっては5位も6位もという試合なので、あまり戦術的に日本をえぐるような事はしてきませんでした
普通に試合をして普通に勝敗がついた
接戦でほとんどセットを失うことが多かった大会を象徴したゲームだったように思えます

世界選手権は6位という結果ですが、上位との差は大きいなというのは率直な感想です
上位チームに勝利したのはセルビアが主力を休ませた試合のみ
相手チームにとっては日本にはこうすれば勝てるよというものがあるような感じで
逆に日本はこうすれば勝てるよというものがない
もちろん今後ポジション的に弱いといえるセッター等が改善できれば上昇の余地がないわけではありませんが
セッターはもっとも難しいポジションであり、育成するといっても限度があるポジションでもあります
現状、田代選手が使われていますが、セッター出身の中田監督が選択している以上日本では一番良いセッターなわけです
変わるセッターが現れる可能性はあまり高いとは言えず、かといって年齢的にも田代選手や富永選手がさらに上手になるかというと

とまぁ悲観的なことばかり述べましたが、今後のベースとなるような選手も出現しました
古賀選手はほぼフル回転、全てにおいて質の高いプレー続けました
黒後選手も大きな壁にぶち当たった感じですが、今後成長してくれることは間違いないと思います

ということで、世界選手権への批評はこれにて終了です
拙い批評にお付き合いいただきありがとうございました

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です