2019全中和歌山大会

メイン会場となったのは和歌山ビッグホエール
エアコンの効き具合に関しては全国屈指でした(そんなに会場に行った事ないんですけど)
そのためか例年多くみられる試合中に脚を攣ったりする、フライングする度に
ワイピングを要するという事が2試合目3試合目になっても少なかった気がします
そのためトップコンディションで試合をすることができたチームが多かったのではないでしょうか
タイム時にタオルで風を送ったり、観客席で団扇を片手になんて光景もほとんどなかったです
ただ、他の会場がどうだったかはわかりませんけど

1日目
開会式の翌日の1日目で女子の東海勢は姿を消しました
北海道、北信越、九州、関東勢は揃って2日目に進みました
中でも北信越、福井代表の至民中学校が優勝候補の大阪代表の金蘭会から1セット目を先取した時は
会場もちょっとどよめいておりました
しかし番狂わせもなく?男女とも有力チームと目されるチームは二日目に進出しました

2日目
1日目と同カードになってしまったのが、埼玉の大井西対長崎の諫早
そして1日目に負けた諫早が1日目と同じフルセットで今度は雪辱
例年こういう事が起こりますが、2試合とも実力伯仲でかなりの好試合だったため
もう少し上で戦わせてあげたかったと個人的には思いました
この日、和歌山を始め近畿地方は大雨に見舞われ、落雷で会場の電源が一瞬落ちるハプニングも
しかし、すぐに復旧(凄い!LEDだからか?)
また、ベスト4を懸けて金蘭会と東京の北沢が激突
高校では金蘭会と下北沢成徳がしのぎを削っておりますが、中学でもほぼ毎年対戦しているような
気がしますが、中学では金蘭会の方が分がいいでしょうか
そして、今回も大熱戦の末に金蘭会が北沢を下しております
また新潟の中之口が八王子実践相手に堂々たる戦いぶりで結果負けてしまいましたが
会場をわかせておりました
その他では男子で優勝候補の筆頭だった2連覇を目指した大阪の昇陽を東北チャンピオンの
山形第六が2-0で下してベスト4へと進出しました

3日目
大会結果から申しますと男子優勝は駿台学園、女子は金蘭会中学校になりました
駿台、金蘭会とも2年ぶりの優勝に成ります
超大型選手を揃えて今年こそで臨んだ八王子実践は今年も涙を飲みました
大会結果はこちらをご覧ください

地方対東京
東京と書きましたが、選手集めができる私学と言い換えることができるのですが
選手層がどうしても薄くなってしまう、地方の公立チームの私学への戦い方は
とても見ていて参考になるものがあります
両方とも両極端の組織対組織の戦いではありますが、個人を最大限活用するための
組織作りが上手なチームは、選手平均のスタッツ(スパイク決定率ブロック率など)で劣っていても試合では
それを覆すことができますし、それは人材に恵まれないチームにはよいお手本になると思いました

最後に、全国大会に出場することは簡単ではありません
出場したチーム、選手達には最後の試合ぐらい意思疎通をはかって
やりきったと思えるように清々しく中学バレーを終えて欲しいと思います
特に公立のチームでは小学生時代からずっと一緒にやってきた仲間達とする最後の試合になると思います
バレーやっててよかったと思いながら、和歌山を後にして欲しいと思いました(少し真面目に書いてみました)

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