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東海中学生新人バレーボール大会

3月24日は名古屋市の守山SCで東海大会の1日目を見に行ってきました
今回は男女4会場に分けての開催なのですが、会場については素晴らしいの一言
やっぱり県大会を勝ち抜いて出られる大会なのですから、中学校などで行うのではなく立派な会場で行っていただきたいと
(来年は静岡開催ですが、予定だと中学校を使うようです・・・)

今回は公共交通機関を使用したのですが、アクセスも素晴らしい
大曽根駅からゆとりーとというバスが会場まで直通
高架にある専用レーンを走るモノレールのバス版といったもので、珍しいものに乗せていただきました

大会の感想につきましては走り書きで
この東海大会を見るのは2度目だったので、例年と比較というわけには行きませんがレベル的には普通だったでしょうか
凄く上手いとかこんなチームでも出れるの?というような事はありません
そんな中優勝した大井川ですが、攻守のレベルが高いですが、完成されているというチームではないので更なる上昇が望めると思います
静岡県は今回出場を逃した西遠という強いチームもいますので、夏の中心になるのは間違いなくこの2チームになると思いました

岐阜県4チームが今回上位トーナメントへ進出しました
しかも順位の関係で偶然にも、同一ブロックにはまってしまうという
多分本音としては他県のチームとやりたいと思った事でしょうけど(笑)
私は守山にいた2チームを見ましたが、チームとしての約束事が徹底されているというイメージを持ちました
それほど身体能力に恵まれているという感じは受けませんでしたが、鍛えられたいいチームだなと

面白いと思ったのが上位には行けませんでしたが、愛知県の古知野中学校
高さもあり、また攻撃力という点では守山にいたチームでもトップクラスの力があると感じました
夏に向けての成長が期待されますね
また愛知には昨年全国に出場した東陽中もいますので、その巻き返しも興味の一つです


審判レベルですが、静岡よりはいい意味で厳しいと感じました
レフリングがある程度しっかりしているとゲームも見応えがあります

甲子園に行ってきました

3月23日、甲子園の1日目を見に行ってきました
特段、甲子園を見に行こうと決めていたわけではないのですが、たまたま近くに甲子園があったため
それも大会1日目という偶然も重なって、だったら一度見に行ってみようと思い立ちました

東京ドームや名古屋ドームは何度か行ったことがあったのですが、甲子園は初ということで
競馬場もそうだったのですが、やっぱり生というのはいいものです
雰囲気が素晴らしい

この日は陽気も良く、野外でのスポーツ観戦でも寒くもなく丁度いい気温でした
近くに住んでいる子供達は羨ましい
甲子園は春休みや夏休みに開催されるため、ちょっと見てみようと思えば電車に乗って、自転車に乗ってすぐに見に行けます

↑そばで見るとやっぱり感動
この日はB級グルメが売店で売っていたので、加古川カツ飯を食しましたがなかなか美味しかったです

部活動問題を考えてみる

タイトルは偉そうなことを書いていますが、私からはちょっと違った視点で考えてみたいと思います
そもそも、自分が中学生時代なぜ部活動に入ったかというと、全員加入だったからという理由でした
もし、部活動が強制加入でなかったら、自分は部活動というものに入ってなかった可能性が高いです
まず当時は上下関係というものが大変厳しく、先輩達から理不尽ないじめにあうのは日常茶飯事でしたし

もちろん自分はバレー部に入りましたが、身長も大きくないですし、もの凄くバレーが好きだったりやりたかった
というわけではありませんし、嫌な先輩や同級生がいないとかそういった消去法で入ったような気がします
当時はテレビゲームが出始めた頃で、正直家でゲームやりたいなぁといつも思っておりました

先生方のボランティアに依存して成り立っている部活動から強制加入という文言を外せば
入らない子達がたくさんいるのではないかと
また部活というと大会に出て競い合うという性質があるものですが、そうではなくて緩くいろいろな
競技や文化的活動をするという同好会的なもの(もちろん休日や勤務時間後の活動はしない)を部活の代わりに
するという選択もこれからは運営する学校側も多くなるのではないかと思います

で、こうなって実際一番困るのは誰かというと競技団体なんですよね
部活ではない→加盟費が集まらない
競技人口が減る→技術的レベルが下がる
現場では熱心に部活動をやろうとする先生方への締め付けが強くなってきています
間違いなく部活だけで今の競技水準を維持するのは困難になるはずです
外部指導者云々など自治体で色々動いているところもありますが、真っ先に動かなければならないのは競技団体だと思うのですが

チャレンジ制度に思う

全日本の男子、弱すぎる
というより、相手が強すぎるのか

ただ、全日本の底辺でもある中学生の全国大会のプレーなどを見ていると
全日本の男子に期待するのは酷のような気がします
基本的なパスとかレシーブの個々のレベルは間違いなく下がっています
そしてバレーはなんといっても高さが命なんですから、高身長の子達の育成を一中学校やクラブチームに
依存しているようでは、この先男子バレーが復権するのはかなり望みが薄いと思われます

自分も育成に携わる端くれの身ではありますが、この子は将来有望だからサイドでレシーブをさせて欲しいとか
言われたとしても、自分のチームをまず優先させます
協会のゴタゴタもいつになっても終わりませんし、協会はやる気があるんでしょうかね

さて、話がそれましたがチャレンジ制度についてですが
1セットに2回は多すぎだと感じております
そして、インアウトの判断については、ボールが大きすぎるためコートとの接点がインだったのかアウトだったのか
高速で飛んでくるボールを瞬時に判断するのは肉眼ではほぼ不可能であると思われます
そのため、インアウトの微妙な判定は国際試合などではテニスの4大大会などで用いられているシステムを使うべきであると
(技術的には可能であると思われます)

それを用いる前提でチャレンジ制度ですが、私的には回数無制限にすべきだと
ただし、チャレンジとは文字通り審判の判定に対しての挑戦なんですから、判定が正しい場合は
それなりの代償を支払うべきだと
失敗した側は、失点に加えてさらに-1点(もしくは相手にさらに1点加点)する
これにより、チャレンジする方にも覚悟が求められますし、結果的にチャレンジの回数は減るのではないかと

と、書いてみましたが絶対実現しないと思われます(笑)

全中バレー宮崎大会最終日

大会最終日は宮崎市総合体育館で行われました
上毛中と金蘭会の試合は序盤金蘭会有利の下馬評を覆し、上毛中優勢で始まります
サーブが金蘭会の守備を混乱させ、10-4で最初のタイムアウトを金蘭会に取らせます
しかし、タイムアウト明けから上毛のサーブが連続でアウトになりそのリードをあっという間に
吐き出してしまうのでした

上毛としては、まともに勝負したのでは勝ち目はないと考えての強気のサーブ
それが功を奏した時間帯もあったのですが、追いついてからの金蘭会の戦い方は見事
攻め手の多さ、守備力、ブロック力、そしてサーブ力とすべてにおいて勝る金蘭会が落ち着いた試合運びで
決勝進出を果たすのでした
もう一方の松山東雲と共栄は1セット目大量リードしていたのは松山だったのですが、終盤に追いつかれ
そして1セット目を失うと、2セット目は終始共栄ペースで進みこちらも2-0で共栄が決勝進出を果たします

そして決勝戦、こちらはyoutubeで動画が上がっていますので詳しい内容はそちらをご覧になられた方がよろしいかと思います
1セット目の最後に金蘭会のレフトの子が足を負傷してしまうのですが、大きく戦力ダウンすることなく
フルセットになった3セット目は地力の違いを見せつけるような戦い方でした
その試合に象徴されるようにチームとしての総合力の高さをどの試合でも金蘭会は発揮していたと思います
そんな中でも一際目立ったのは、サーブ力
会場が変わった最終日も、効果の高いサーブを失敗も少なく打ち続けるのは相当な技術であると感じました

最後に会場についてですが、見に来られていた父兄からも観客席の少なさは不評を買っていました
立ち見がでるような状況にも関わらず、1階の関係者のために椅子を並べた席は空席も目立つような状況
椅子を撤去して、中学生にだけでもそのシートを開放してもよかったのではないでしょうか
たいていのチームが飛行機での移動になったため、前日負けたチームも多数残っているので
昨年の富山と比較しても準決勝、決勝(男子になると人は激減)の人の多さは異常と思えるほどでしたが
状況に対して臨機応変に対応してほしかったと見ているだけの私は思うのでした