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世界バレー男子日本対アルゼンチン

日本3(26-24 20-25 30-32 25-20 15-13)2アルゼンチン

日本はフルセットで勝利したものの、グループ5位となり予選敗退が決まりました
スタメンは柳田、福澤、伏見、山内、西田、藤井
ネーションズリーグで結果を出したメンバーに戻して1次予選最終戦を戦いました
やはり、日本は西田選手がフルに能力を発揮しないと何の特徴もない相手にとって戦い易いチームになってしまう
ということがわかるくらい、しびれる場面に西田選手はひるむことなくスパイクを打ち続けました

残念だったのは、後のない3セット目(2セットを落とした時点で予選敗退が決まる)中盤の大量リードしていた場面
S1という西田選手が前衛レフトのローテで連続失点をして追いつかれてしまうのですが
早めに西田選手を代えて石川選手を投入するタイミングが何度もあったと思いました
結局点差が詰まったところで石川選手を投入、中垣内監督は本当に反省してほしい

ネーションズの女子の試合でも岩坂、内瀬戸でローテが手詰まりの場面があってセッターがもうツーで
逃げるしか手がなくなった場面があったのですが、こういう場面で何もしない監督は不必要
高校生や中学生の部活じゃないんですよ
選手は本当にギリギリの状態で戦っているんです
監督やベンチが単なるウオッチャーになってしまったら存在する意味がないんです

この日の試合はメンバー交代も積極的でネーションズの良かった頃のベンチワークに近かったですが
それでも、もっと攻めの采配をしなければ日本は勝てません
ベンチももっと頭脳をフル回転させて戦ってください、以上!

柳田選手、試合に出れない鬱憤をはらすような活躍でした
ミドル二人は攻撃力を発揮(藤井選手もよく使いました)していたので、西田選手に相手のマークが付きづらい状況を作っていました
西田選手がやっぱり万全でないと世界とは戦えません、ということがよくわかりました
伏見選手、この試合はチームに貢献していたと思います
サーブも相手を崩していましたし、驚いたのがスパイクレシーブ
スパイクに対しての反応は悪くなく、けっこう上げるボールがありました

日本は残念ながら1次リーグ敗退でした
世界との差を痛感できる機会を奪われてしまったのは痛恨ですね

世界バレー男子日本対ベルギー

日本1(25-13 23-25 14-25 19-25)3ベルギー

1次リーグ 日本1勝3敗

スタメンは石川、福澤、伏見、山内、西田、藤井
伏見選手が初スタメンです

2次予選に進むためには次の試合、絶対に勝利が求められます
1セット目はサーブが走って一方的な展開で日本がセットを奪いますが
前日のメンバーを戻したベルギーに2セット目からは徐々に圧倒され始めます

日本の敗因は2セット目を取れなかったところか
中盤で離されてしまい、終盤で追い上げたものの一歩及びませんでした
点を取れるところ、踏みとどまらなければいけないところでスパイカーが頑張りきれない
ネーションズリーグではそういう場面、西田選手が獅子奮迅の活躍をしてきましたが
今大会はやはり怪我のためか今一つという印象です

日本の生命線といえるミドル、攻撃面では活躍しましたが、李博選手の不在はやはり大きいかなと
最終戦はアルゼンチンとの試合になります

世界バレー男子日本対スロベニア

日本1(20-25 25-22 20-25 13-25)3スロベニア

1次リーグ 日本1勝2敗

スタメンは石川、福澤、小野寺、山内、柳田、藤井
オポジットには柳田選手が入りました
1セット目は競った展開でしたが、終盤に突き放され失いました
2セット目から西田選手が入り、レシーブも安定して取り返しましたが3セット、4セットともいいところなく
日本は苦しい2敗目を喫してしまいました

敗因はいくつもありますが、まずブロック
ブロックポイントは日本1、スロベニア13
ブロックポイントの差はもちろんですが、効果的に枚数を増やしてスロベニアの脅威になるブロックがほどんど跳べていない
相手のセッターが上手いのか、ミドルがブロックに関してはあまり役に立っておりませんでした
また西田選手も本来のキレのある動きからは少し遠い感じですが次の試合に期待したいです
逆に石川選手の動きはとてもよく感じました
スロベニアもミスが多く、どうにもならない相手ではない感じだったので、この負けはもったいないです
次はベルギー戦になります

世界バレー男子日本対ドミニカ

日本3(25-20 25-16 25-16)0ドミニカ

西田選手が怪我をしたため、イタリア戦に続きスタメンは大竹選手
スタメンは柳田、石川、小野寺、山内、大竹、関田
ブロックポイントが日本12に対してドミニカが4本と、こんな感じなら楽に試合できますね
イタリア戦を見ることができなかったのですが、アジア大会を別チームで出たため、選手それぞれのコンディションは
悪くないようです
怪我が心配された西田選手ですが、3セット目の最後に登場し元気にプレーしておりましたので
スロベニア戦には登場すると思います
試合を見ての感想は、コンディションが良さそう、石川選手も元気(李博選手が怪我をしておりますが)だと言うのと
大竹選手が1枚でシャットされる場面が
ある程度コースを選べるようなトスが上がってるんですから、2m以上ある選手としてはいただけません
もうちょっと上手くなってください

男子の世界バレーはBS-TBSで見れますので、ぜひご観戦を

明日から世界バレー

静岡の高校では新チームでの地区大会が始まりました
春高予選前なので、3年生も部活を続けている学校もある中での試合のため、特に強豪チームだと
現在の戦力を図りづらくはあるのですが、東部に限りますとだいたいいつもの学校がいつもの順位に
落ち着いている感じでしょうか

中学校のほうでも練習試合なども行われ始めていますが、部活動ガイドラインの影響ははっきり現れております
コートに入っている子の中でもレベルの格差が著しいチームがちらほら
やっぱり練習できなければレベルアップも難しいのが現状で、中学バレー界も格差社会化に拍車がかかると思われます
決まったことで、それがいいか悪いかを特に言うつもりもありませんが
ただ底辺がこんな感じになるということは協会の上層部はしっかりと認識しないと五輪のメダル云々なんて
夢のまた夢になるということだけは認識してほしいですが、どこのスポーツ協会の上層部でもロクな
人間はいないような気が昨今の色々な不祥事を見ていると感じられ、バレーも同様じゃないかと感じております
あくまで、私の勝手な主観です

さて、底辺とは対にある頂上の代表ですが、これから世界選手権が始まります
女子が日本開催ということでTBSはやたらアドバルーンを挙げておりますが、男子のほうが先々を考えると期待できるのではと
男子は明日からイタリアで大会が始まります
BS-TBSで中継がありますので、ぜひぜひご覧くださいませ