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男子ネーションズリーグ日本対フランス

少し遅くなりましたが5月26日に行われた日本対フランス戦のレビューです
男子代表に関しましては厳しい見方をしていたのですが、敗れはしましたが、この試合を見て少し明るい兆しが見えるようになったかも

日本1(16-25, 25-20, 20-25, 22-25)3フランス

なぜ見方が変わったかと申しますと、ミドルがかなり使えていた事があげられます
この日はミドル二人、伏見選手と高橋選手で攻撃で13点
セッターの関田選手が積極的にリスクを恐れずに使っていました
サイドのスタメンが低い浅野選手ということもあって、単純に浅野選手を使えばブロックの餌食になるという点も関田選手のトスワークに影響したのもあると思いますが、それにしてもなかなか大胆であり現状の選手の能力を考えるとベストではないかと
また、セッターのトスワークにミドルの二人がしっかりと応えておりました
Aクイックではなく幅の割とあるBクイックでミドルとサイドの連携が今一つのフランスのブロックを混乱させることはできていました

ミドルが活躍することでサイドの二人やオポジットの西田選手もメリハリの利いた活躍ができていました
西田選手は初めて見ましたが、キレもあって小さい選手の見本となるような素晴らしい選手ですね
また浅野選手も自分の特徴である守備力とキレのいい俊敏な動きを発揮しておりました
日本の長所でもある小兵な選手が活躍するためには、ミドルの活躍は不可欠でありますので、データが出揃ってからも
相手国に使えていけるかも今後の日本代表のカギとなると思います

2018全日本男子始動

今年の全日本男子チームが始動したそうです
バレーボールマガジンのウエブ記事に中垣内監督のインタビューが載っております
内容を読みましてまず思った事は、監督さんが何で勝負したいのかがわからないということ
自分もレベルは違えどチームの預かったことがありますが、編成を決める時にまず考えるのは、どこで勝負をするのかということ
他のチームと比較をして、どの点が優れているからそこを強調して戦おうとか考えるのですが、正直そこが全く見えません
監督さん自体昔からあまりリップサービスが得意ではないかたなので、割引も必要ですが、記事を読んでこれからの全日本男子チームの前途が明るいというイメージを持った方はいらっしゃるのでしょうか
監督就任時以降、人身事故などを起こした事で強化に不満があっても監督さんは何も言う事はできない状態だと推察されます
未だに解任しろという論調もネット上では散見されておりますが、それにしても私には気の毒としか映りません
ボランティアでやっていても結果や采配についてもとやかく言われるのが勝負の世界です
この現状のチームを率いて、何をどうしろと言うのか?と私だったら発狂しているかも

東京オリンピックを2年後に控えそろそろ各国も五輪モードに入ってくるはずですが、残念ながら日本男子が本番で勝てるという楽観論を語ることは現状ではできません
日本男子の戦いは5月25日からネーションズリーグ(フランス)で始まります