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世界バレー女子日本対アルゼンチン

日本3(25-15 25-13 25-12)0アルゼンチン

世界バレー女子が開幕しました
日本のスタメンは古賀、黒後、荒木、奥村、新鍋、田代
試合は終始日本ペースで進みましたが、選手の能力を個々で比べても日本が上回っているため
この結果は妥当なところだと思います

さて明日は1次リーグの天王山とも言えるオランダ戦です
今日の試合でいくつかチェックポイントがあったのですが、まずは怪我から復帰した長岡選手
ご存知、日本チームのエースだった長岡選手、元気にプレーしていました
スパイクの切れはやはりエースと呼ばれた選手のスパイクでした
が、ジャンプに躍動感がなく、やはり怪我の影響は未だに大きいのだと感じました
そのため、大きな負担を今彼女にかけるわけには多分いかないと思います

次にミドルプレーヤーの出来ですが、ブロックについてはあまり期待できないので
攻撃を注目したのですが、やはり奥村選手のパンチ力の無さは気になります
ミドルである程度相手ブロックを引き付けられなければ、当然サイドに分厚いマークがされることになります
古賀選手、黒後選手は好調でしたが、常に高いブロックを相手して戦えば当然消耗してしまいます
オランダの高さの餌食にならなければ良いのですが

代表チームの出来栄えとしては最近のいつもの日本代表です
アジア大会では4位、これが現実なのですが、オリンピックや3年後、5年後に希望を持てるような
バレーをして欲しいと思います

さて、黒後選手のインタビュー
なかなかお茶目なところを見せていました
彼女が今後の日本の中心になるのは間違いないとは思います

世界バレー男子日本対アルゼンチン

日本3(26-24 20-25 30-32 25-20 15-13)2アルゼンチン

日本はフルセットで勝利したものの、グループ5位となり予選敗退が決まりました
スタメンは柳田、福澤、伏見、山内、西田、藤井
ネーションズリーグで結果を出したメンバーに戻して1次予選最終戦を戦いました
やはり、日本は西田選手がフルに能力を発揮しないと何の特徴もない相手にとって戦い易いチームになってしまう
ということがわかるくらい、しびれる場面に西田選手はひるむことなくスパイクを打ち続けました

残念だったのは、後のない3セット目(2セットを落とした時点で予選敗退が決まる)中盤の大量リードしていた場面
S1という西田選手が前衛レフトのローテで連続失点をして追いつかれてしまうのですが
早めに西田選手を代えて石川選手を投入するタイミングが何度もあったと思いました
結局点差が詰まったところで石川選手を投入、中垣内監督は本当に反省してほしい

ネーションズの女子の試合でも岩坂、内瀬戸でローテが手詰まりの場面があってセッターがもうツーで
逃げるしか手がなくなった場面があったのですが、こういう場面で何もしない監督は不必要
高校生や中学生の部活じゃないんですよ
選手は本当にギリギリの状態で戦っているんです
監督やベンチが単なるウオッチャーになってしまったら存在する意味がないんです

この日の試合はメンバー交代も積極的でネーションズの良かった頃のベンチワークに近かったですが
それでも、もっと攻めの采配をしなければ日本は勝てません
ベンチももっと頭脳をフル回転させて戦ってください、以上!

柳田選手、試合に出れない鬱憤をはらすような活躍でした
ミドル二人は攻撃力を発揮(藤井選手もよく使いました)していたので、西田選手に相手のマークが付きづらい状況を作っていました
西田選手がやっぱり万全でないと世界とは戦えません、ということがよくわかりました
伏見選手、この試合はチームに貢献していたと思います
サーブも相手を崩していましたし、驚いたのがスパイクレシーブ
スパイクに対しての反応は悪くなく、けっこう上げるボールがありました

日本は残念ながら1次リーグ敗退でした
世界との差を痛感できる機会を奪われてしまったのは痛恨ですね

世界バレー男子日本対ベルギー

日本1(25-13 23-25 14-25 19-25)3ベルギー

1次リーグ 日本1勝3敗

スタメンは石川、福澤、伏見、山内、西田、藤井
伏見選手が初スタメンです

2次予選に進むためには次の試合、絶対に勝利が求められます
1セット目はサーブが走って一方的な展開で日本がセットを奪いますが
前日のメンバーを戻したベルギーに2セット目からは徐々に圧倒され始めます

日本の敗因は2セット目を取れなかったところか
中盤で離されてしまい、終盤で追い上げたものの一歩及びませんでした
点を取れるところ、踏みとどまらなければいけないところでスパイカーが頑張りきれない
ネーションズリーグではそういう場面、西田選手が獅子奮迅の活躍をしてきましたが
今大会はやはり怪我のためか今一つという印象です

日本の生命線といえるミドル、攻撃面では活躍しましたが、李博選手の不在はやはり大きいかなと
最終戦はアルゼンチンとの試合になります

世界バレー男子日本対スロベニア

日本1(20-25 25-22 20-25 13-25)3スロベニア

1次リーグ 日本1勝2敗

スタメンは石川、福澤、小野寺、山内、柳田、藤井
オポジットには柳田選手が入りました
1セット目は競った展開でしたが、終盤に突き放され失いました
2セット目から西田選手が入り、レシーブも安定して取り返しましたが3セット、4セットともいいところなく
日本は苦しい2敗目を喫してしまいました

敗因はいくつもありますが、まずブロック
ブロックポイントは日本1、スロベニア13
ブロックポイントの差はもちろんですが、効果的に枚数を増やしてスロベニアの脅威になるブロックがほどんど跳べていない
相手のセッターが上手いのか、ミドルがブロックに関してはあまり役に立っておりませんでした
また西田選手も本来のキレのある動きからは少し遠い感じですが次の試合に期待したいです
逆に石川選手の動きはとてもよく感じました
スロベニアもミスが多く、どうにもならない相手ではない感じだったので、この負けはもったいないです
次はベルギー戦になります

世界バレー男子日本対ドミニカ

日本3(25-20 25-16 25-16)0ドミニカ

西田選手が怪我をしたため、イタリア戦に続きスタメンは大竹選手
スタメンは柳田、石川、小野寺、山内、大竹、関田
ブロックポイントが日本12に対してドミニカが4本と、こんな感じなら楽に試合できますね
イタリア戦を見ることができなかったのですが、アジア大会を別チームで出たため、選手それぞれのコンディションは
悪くないようです
怪我が心配された西田選手ですが、3セット目の最後に登場し元気にプレーしておりましたので
スロベニア戦には登場すると思います
試合を見ての感想は、コンディションが良さそう、石川選手も元気(李博選手が怪我をしておりますが)だと言うのと
大竹選手が1枚でシャットされる場面が
ある程度コースを選べるようなトスが上がってるんですから、2m以上ある選手としてはいただけません
もうちょっと上手くなってください

男子の世界バレーはBS-TBSで見れますので、ぜひご観戦を