ネーションズリーグ日本対オランダ

女子バレー代表の国際試合日本対オランダ戦(ネーションズリーグ)が24日行われました
BS-TBSで放送され試合を観戦した感想を

日本0(18-25、18-25、21-25)3オランダ

ランキング上は日本が上らしいのですが、力的にはオランダがかなり格上という印象です
1セット取れれば上出来といえるくらい、実力差があると感じました

自分がコーチするチームだったらという視点で代表チームも見てしまうので
どこの部分だったら勝負できるのかというものを見つけようと思いましたが、残念ながら勝ってる部分は
ひいき目で見てもありません
日本が多少は上回る守備力にしても、大差ないというのが実感です

日本が現在取り組んでいるのは攻撃の高速化と早いバックアタックらしいです
そのため、レシーブは早くしかも正確にということを求めているらしいのですが
攻撃でミドルが機能しているとはとても言えない状況で、サイドを狙い撃ちされ相変わらずの被ブロックだったと思います

真鍋監督時代にハイブリッド6やMB1という戦術を採用しました
要するに日本のミドルが攻撃においてもブロックにおいてもほとんど役に立っていない状況を逆手にとった戦術だったのですが
(ミドルの能力に差があるならマッチアップそのものをさせないという発想)
人材的にはその頃よりも枯渇しているのではというくらいミドルの存在がない・・・です
長岡選手を怪我で欠くとはいえ、現在の戦術では戻って来たとしても肝心な場面は全てマークが彼女につくでしょう
監督さんはふがいない戦い方に対して不満(選手に対しても自分に対しても)を話されておりましたが
失礼ながら選ばれている選手達の能力、現在の戦い方では致し方ないのではという気がしております
戦う姿勢とか、ぎりぎりのところとか、要は球際の強さとか言いたいのでしょうけど、この先それだけで強豪国と互角に
渡り合えるとは思えません

中田監督はセッター出身であり、久光を常勝チームにした監督さんです
けっして能力のない監督さんではないはずですので、しっかりと戦える戦術をもったチームを
作っていただけることを期待しております

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