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男子ネーションズリーグ日本対フランス

少し遅くなりましたが5月26日に行われた日本対フランス戦のレビューです
男子代表に関しましては厳しい見方をしていたのですが、敗れはしましたが、この試合を見て少し明るい兆しが見えるようになったかも

日本1(16-25, 25-20, 20-25, 22-25)3フランス

なぜ見方が変わったかと申しますと、ミドルがかなり使えていた事があげられます
この日はミドル二人、伏見選手と高橋選手で攻撃で13点
セッターの関田選手が積極的にリスクを恐れずに使っていました
サイドのスタメンが低い浅野選手ということもあって、単純に浅野選手を使えばブロックの餌食になるという点も関田選手のトスワークに影響したのもあると思いますが、それにしてもなかなか大胆であり現状の選手の能力を考えるとベストではないかと
また、セッターのトスワークにミドルの二人がしっかりと応えておりました
Aクイックではなく幅の割とあるBクイックでミドルとサイドの連携が今一つのフランスのブロックを混乱させることはできていました

ミドルが活躍することでサイドの二人やオポジットの西田選手もメリハリの利いた活躍ができていました
西田選手は初めて見ましたが、キレもあって小さい選手の見本となるような素晴らしい選手ですね
また浅野選手も自分の特徴である守備力とキレのいい俊敏な動きを発揮しておりました
日本の長所でもある小兵な選手が活躍するためには、ミドルの活躍は不可欠でありますので、データが出揃ってからも
相手国に使えていけるかも今後の日本代表のカギとなると思います

東京都、山梨県春季大会の結果

静岡同様、各都道府県でも春の大会が行われております

東京都女子
1位文京学院 2位八王子実践 3位共栄学園 淑徳SC
5位北沢 駿台学園 大崎 東京立正
9位実践学園 10位浜川 11位稲城第二 有明
東京は9位~11位も決めるのですね

山梨県女子
1位山梨南 2位韮崎西 3位押原 4位甲府南
5位若草 6位河口湖南 7位明野 8位敷島

東京都男子
1位駿台学園 2位サレジオ 3位安田学園 南六郷
5位浅草 大森二 貝塚 羽村一
9位足立第九 10位御徒町台東 11位用賀 明豊

山梨県男子
1位田富 2位押原 3位敷島 4位一宮
5位南部 6位山梨南 7位若草 8位甲府城南

詳細・結果については各都県協会のHP等でご確認ください

インターハイ静岡県予選

5月26日、27日に静岡県インターハイ予選(準決勝まで)が行われました

女子は
島田商業と富士見が勝ち残りました
ベスト4が沼津商業と三島南
ベスト8が浜北西、浜松市立、掛川東、西遠女子(全て西部というのも面白いですね)
ベスト4は新人戦と変わらずでしたね。決勝が楽しみですね。

男子は
浜松市立と聖隷が勝ち残りです
ベスト4が浜松商業、浜松日体
ベスト8が静清、御殿場南、浜松北、清水桜が丘
男子はベスト4全てが西部地区です
また、新人戦優勝の静清が準決勝を前に姿を消しました

男女の決勝と3位決定戦は6月3日に草薙体育館で行われます

平成30年粟野杯速報

粟野杯とは韮山高校が主催する男女別の中学生の大会です
伊豆地域の学校や韮山高校バレー部員の出身中学校などが参加しております
男子は24チーム、女子は18チームで5月26日、27日で行われました

男子
優勝 長泉 2位 長泉北 3位 下田 4位 南伊豆東
女子
優勝 三島北 2位 韮山 3位 清水 4位 長泉

詳細は後日、韮山高校のHPかFacebookでご確認ください

ネーションズリーグ日本対オランダ

女子バレー代表の国際試合日本対オランダ戦(ネーションズリーグ)が24日行われました
BS-TBSで放送され試合を観戦した感想を

日本0(18-25、18-25、21-25)3オランダ

ランキング上は日本が上らしいのですが、力的にはオランダがかなり格上という印象です
1セット取れれば上出来といえるくらい、実力差があると感じました

自分がコーチするチームだったらという視点で代表チームも見てしまうので
どこの部分だったら勝負できるのかというものを見つけようと思いましたが、残念ながら勝ってる部分は
ひいき目で見てもありません
日本が多少は上回る守備力にしても、大差ないというのが実感です

日本が現在取り組んでいるのは攻撃の高速化と早いバックアタックらしいです
そのため、レシーブは早くしかも正確にということを求めているらしいのですが
攻撃でミドルが機能しているとはとても言えない状況で、サイドを狙い撃ちされ相変わらずの被ブロックだったと思います

真鍋監督時代にハイブリッド6やMB1という戦術を採用しました
要するに日本のミドルが攻撃においてもブロックにおいてもほとんど役に立っていない状況を逆手にとった戦術だったのですが
(ミドルの能力に差があるならマッチアップそのものをさせないという発想)
人材的にはその頃よりも枯渇しているのではというくらいミドルの存在がない・・・です
長岡選手を怪我で欠くとはいえ、現在の戦術では戻って来たとしても肝心な場面は全てマークが彼女につくでしょう
監督さんはふがいない戦い方に対して不満(選手に対しても自分に対しても)を話されておりましたが
失礼ながら選ばれている選手達の能力、現在の戦い方では致し方ないのではという気がしております
戦う姿勢とか、ぎりぎりのところとか、要は球際の強さとか言いたいのでしょうけど、この先それだけで強豪国と互角に
渡り合えるとは思えません

中田監督はセッター出身であり、久光を常勝チームにした監督さんです
けっして能力のない監督さんではないはずですので、しっかりと戦える戦術をもったチームを
作っていただけることを期待しております