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高校生の大会、延期が発表

協会のHPで高校生のインハイ地区予選、インハイ県予選の延期が発表されました
延期というのは内々では言われておりましたが、今回の発表は時期を設けないで
とにかく延期にするという発表です

インターハイ自体の開催すら危ぶまれている状況というのは、もう隠しようもない事実
ではありますが、私達にできることはとにかくコロナを蔓延させない事しかありません
今はそれぞれが節度を保った行動を心掛けて欲しいと思います

部活動再開

静岡県の県立学校では部活動が4月1日から再開されました
世の中、特に東京や大阪などの大都市近郊ではコロナ感染者が増えておりますが
静岡ではそれほど感染に広がりがみられないため、危機感も薄いのかもしれません

中学校の部活動については市町ごとにばらつきがあるようで、3月中から通常と
変わらない形で活動している(対外試合は行わない)部活動もあったり、学校再開の6日から
制限付きで活動再開したりと
今は、とにかく最後の中体連が何事もなく行われてくれればということだけです

高校生については、東部は4月11日、12日の東部選手権については中止
5月9日からのインターハイ予選については、日程を後ろにずらして大会を行う予定とのこと
ただこれとて、学校が休校にならないことが前提であり、私としましても
何事も起こらないで欲しいと願うしかありません

高校バレー地区予選から

土日に行われた各地区大会
女子ではなんと優勝校は全て商業高校(春高出場の富士見は不参加ですが)になりました
しかも、西部は浜松商業が優勝と時代が変わる?予兆なのでしょうか

男子ですが、こちらは私学勢が全て優勝しております
そんな中、東部では日大三島が優勝しておりますが、これも私が知る限りでは見たことがありません
最近あまり活躍していない東部勢ですが、日大を中心に県大会でも頑張って欲しいと思います

2020春高結果

2020年春の高校バレーが終了しました
男子の優勝は京都代表の東山、女子は大分代表の東九州龍谷になりました
結果についてはすぐに知っていたのですが、映像を見ていなかったため記事も遅れてしまいました

さてさて、女子についてですが準決勝が共に素晴らしい試合で
高校バレー女子の面白みが詰まった試合といっても過言ではありませんでした
代表レベルだと、個人能力の凄さで試合が決まってしまうことも多いのですが
東龍、共栄などそれぞれの特色を活かしたチームが勝ち進んだことは高校バレーの
醍醐味と言えるのではないでしょうか

まず東龍と金蘭会の試合についてですが、速さ対オープンバレーというわかりやすい戦いになりました
東龍より圧倒的な高さを擁した金蘭会でしたが、攻撃がほぼサイドから
しかも高いトスだけなので、ブロックに弱みのある東龍をあまり困らせることはできなかったように思います
高いトスに対してはチビッコのブロックでも時間があるので、ある程度の高さは出せるのと
ミドルもトスが上がってから移動すれば良いだけなので、精神的にも疲弊することがなかったように思えます
もし、金蘭会が対東龍だけを考え戦術を練っていたのなら、宮部選手や西川選手をセンターオープンで
打たせることもできたように思いますし、過去のチームならそういう攻めもできたように思います
ただ、今回のチームはただ高いだけというチームでしかなかった
選手間の連携もあまりなく、個々の能力だけで勝負しているだけでは全国を勝つことはできなかったという印象です

一方東龍、自分達のスタイルを最後まで貫き通したことが勝因です
当たり前のことかもしれませんが、小さい子達が速いトスを5セット通して打ち続けることは
並大抵ではありません
最終セットになっても、疲れの見えた金蘭会の子達に比べると、東龍の子達はこのセットで決めるという
気持ちがあふれたプレーをしているように見えましたし、室岡選手もパフォーマンスは落ちませんでした
優勝するんだという気持ちでも、金蘭を圧倒していたように思えました

もう一方の試合、どちらに転んでもという試合になりました
5セット目、共栄に何回かチャンスが転がり込みそうになりましたが、焦ってしまったのか
それを悉く不意にする場面が見られてしまいました
メリーサ選手も、最終セットはさすがに決定力も落ちていたため、戦い方次第では決勝に行けたのでは?
共栄の選手は悔しい思いをしていると思います
共栄のバレーはかっての全日本男子を思わせる変幻自在のバレーを見せてくれます
ポジションに選手を当てはめるのではなく、コートに居る選手でローテ毎に違った攻撃を見せてくれる
共栄が決勝に来た方が東龍は嫌だったように思えますが如何でしょうか

決勝戦、快進撃を続けてきた古川でしたが、お釣りが残っていなかったように思えます
ただ、強豪校を次々と撃破しての準優勝は立派の一言だと思います
そして、東龍についてですが、優勝は厳しいのではと思っていました
というのも、やはり160センチ台の選手が半分以上占めるチームでは最終的に力負けするのではと
見ておりましたが、本当に凄いの一言です
身長に恵まれないチームでも、戦い方次第では強くなることができるという希望を与える勝利になったのは間違いないです

2020春高3日目

大会3日目も終わりベスト4が出揃いました
準々決勝を振り返りながら、準決勝以降を予想したいと思います

大阪国際滝井に競り勝って共栄学園が東京勢唯一のベスト4に進出しました
3回戦の京都橘との試合もそうなのですが、1セット目を取られてからの逆転劇
フルセットになった場合、同じような力量では1セット目を取った学校がまず勝つことが多いのですが
それを覆していることからも、地力は相当高いと思われます
滝井も橘もなかなかのチーム、そのチームに勝ってきたことで、今大会でも成長を続けているのではないでしょうか
ベスト4に進出したチームの中では、バランスが一番取れているチームだと思います

古川学園と八王子実践の試合は、古川学園が2-0で完勝しております
メリーサ選手の圧倒的な高さとパワーはたしかに凄いですが、彼女が後衛に居る時も
しっかりとローテを回せているため、今大会で失ったセットはありません
文京とともに優勝候補にあげた八王子実践でしたが、今大会も優勝することはかないませんでした

金蘭会が順当にベスト4に進出しましたが、少々組み合わせに恵まれております
今年のチームは例年に比較すると高さは随一ですが、その分緻密さには欠ける感もあります
熊本信愛女との試合も、連続得点を許し少々モタつく場面もありました
点差ほど圧倒して勝っているわけではありません
バレーIQの高さで2連覇を果たした先輩達でしたが、次の試合で彼女達の真価が試されます

東九州龍谷が誠英を退けました
相手センターの王選手の高さに手を焼くことはありましたが、完勝といっていい内容です
サイドのブロックが低いため、センターから高いトスで攻撃された時の対処はセンターがほとんど1枚で
対応していますが、1対1にそれほど強いミドルブロッカーという印象もないため、金蘭がそこをついてきた時
どう対応するのか、ちょっと見てみたい気がします
ですが、打倒金蘭会を果たすには今年がもっともチャンスのような気もします

準決勝のカードは東九州龍谷対金蘭会、共栄学園対古川学園になりました
私の予想はと言いますと、東龍と共栄が決勝になるのではと
どちらかというと、多くの人の逆張り?じゃないかと思います
準決勝は明日行われます